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2018/11/04 l-e茶室 vol.11『市中の隠』

_MG_1125 - 2018-02-12 16-48-532018.2.12茶室より

 

16:00~20:00
¥500(抹茶、和菓子付き)

 

l-eでは気心の知れた仲間と茶室づくりを楽しんでおります。
ここでは作法は二の次です。小さな創意を持ち寄った、ささやかな工夫が私たちのおもてなしです。
どうぞお好きなようにくつろいで抹茶と和菓子をお楽しみください。
世間の喧騒から離れ、暫しの間、l-e茶室でお過ごしください。
ご都合の良い時間のお越しをお待ちしております。

 

l-e茶室は、『茶道』ではなく、『茶室』が持つ意味を考えていきます。

 

茶室の歴史の中で、四畳半から二畳、さらに一畳半という草庵茶室に行き着きました。 茶室の広さ大きさが縮まっていったことには、「狭く小さくなりながら実は広く大きいものを現している。」という思想がありました。

 

利休以降、技術·技巧の茶が一般には歓迎され、大勢を占めていったのに対し、利休の孫である宗旦は、生涯大名に仕えることもなく、世俗を離れ「茶の湯」の禅と深く結び付いた精神性を追求しました。

 

l-e茶室は、宗旦茶室に学び、当時、茶の湯が※いろいろな名で呼ばれていた中で宗旦がみずからの立場を”名無しの茶湯”としたように”名無し”で在りたいと考えています。

 

※『古の本の茶湯者、いまの本の茶湯者、大名有力の茶湯、古の侘びの茶湯、 今の侘びの茶湯、町役茶湯、伝授茶湯、とり売茶湯、人真似茶湯、名聞茶湯』(「草庵茶室の美学〜茶と禅とのつながり〜/古田紹欽」参照 )

 

 

企画/l-e(坂本由記子、坂本拓也)
協力/杉本玲子、本田晃一、小林寿代、高野真幸、安達亜希
フライヤーデザイン/本田晃一

  • Published: 15th 10, 2018
  • Category: Archive
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