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osaki / togoshi-ginza

2014/06/14 GENESis公演2014 『AはBじゃない』

開場7時半、開演8時
1500円+ドリンク代

GENESis is a division of the Segments Project presented by Kazushige KInoshita.

GENESisメンバー :
木下和重 https://tenselessmusic.com/
古池寿浩 https://fuigokoike.hibarimusic.com/
坂本拓也 https://d.hatena.ne.jp/loopline/
鈴木學 https://www.geocities.jp/ijnsz/<

 

さてさて、毎度おなじみ、木下和重による告知芸でござ〜い!
はじまりはじまり〜

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A/へ〜、そうなんですか。それで、木下さんは普段どんな活動されてるんです?

B/あぁ、GENESisっていうグループやってんすよね。で、タイミング良く、今週の土曜日、6/14にライヴがあるんすよー。
A/へ~、そうなんですか。猿がいっぱい出てそうですね。で、GENESisってどんなことやってるんです?
B/ど、どんなことって言われても、あんなことやこんなことを・・・来てからのお楽しみというか・・・
A/へ〜、そうなんですか。って、それじゃわかんないよ!ちゃんと説明してよ!説明を聞いて、それは面白そうだってなんないとお金は出せないよ!確実な保証が欲しいんだよ!そもそもさぁ、わかってることにしか興味ないんだよ!何が起こるかわからないとか言われてもさぁ、わかんないものわざわざ見に行くわけないっしょ!
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GENESisを見たことが無い人に、何と説明すればいいだろうのか。。
鈴木學の自作エレクトロニクス装置による粗野で凶暴な音響、坂本拓也による二台のプロジェクターから発せられる形を持った光と色、古池と木下のプリミティヴな身体的動作(ダンスではなく)を伴ったパフォーマンスが、ライヴ毎に変化する舞台装置によって繰り広げられる。各自が行うイベントは、セグメンツに基づいて制作された楽譜に基づいて行われる。と書いたところでなんのことやらさっぱりわからないよね。
具体的には、ステージ側に白い幕を天井から垂らして影絵をやったり(こないだは鈴木さんが3D影絵を披露)、オカメとヒョットコが登場したり、鬼も来たな、奇妙な踊りとも似つかない動きを全員でやったり、もぐらたたき、震えるえのき、応援、グラサンぬいぐるみ犬、十字架、魚釣り、記者会見、マネキン、サンタさんからのプレゼント配布、ファッションショー、また逢う日まで、蛍の光、終わらないお辞儀・・・これらはすべてGENESisで行われたこと/もの。まだまだまだあるよ。と書いたところでなんのことやらさっぱりわからないよね。

まぁ、何でもでいいんですよ。それぞれ意味もなければ、関連性もありません。クオリティやスキルの向上とか目指しません。そもそもそんなものとは無縁のことです。かっこよけりゃいいんじゃね?とか言いません。そもそもかっこいいって何ですか?しばしば笑いがおきますが、面白いからではありません。面白がられているだけです。そう、見てる人が勝手に笑ってるのです。ここここ!ココ山岡、おい山岡!は富井副部長。ではなく、ここがシンペイズポイントなんですよ!試験出るぞー!・・・盛り込みすぎました、反省します。。

そう、お客さんが勝手に笑ってくれてるのが大事マンブラザーズなのです。別に笑いでなくてもいいけれど、お客さんが勝手に色々思ってくれることが本望なのです。こちらからは特に何も言いたいことはありません。伝えたいこともありません。でも、色々思ってくれて、その思いが膨らんだり、伸びたり、縮んだり、他の何かに結びついたりなんかもしてくれると嬉しいな。私たちはその触媒であり、場なのです。そしてセグメンツはその道であるのです。言いたいことはないけれど、意図はあります。と書いたところでなんのことやらさっぱりわからないよね。だから、来てほしいとしか言えないんです。
木下和重

 

木下和重

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twitter ID: kazushige

  • Published: 12th 04, 2014
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