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2013/06/08 イグノラムス・イグノラビムス ミュージック Chapter10

開場/19:30 開演/20:00 料金/1500円+1ドリンク
Ignoramus et Ignorabimus musica. We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。
木下和重 violin etc.
鈴木學  electronics etc.

Q. 『イグノラムス・イグノラビムス ミュージック』とは?

A. 『音楽』ってなんだろう?』と考えていても、答えなんか出やしないだろう。』 と思っていたら、昔読んだ本の中にあった『イグノラムス・イグノラビムス』 なんて言葉を思い出して、企画の名前にした。 行動を起こしても答えが出るわけではないが、 『イグノラムス・イグノラビムス ミュージック』は『『音楽』ってなんだろう?』 という問いに対する私の行為である。[鈴木學]

Q. ということは、音楽とは何か?っていう問いの答えを演奏する場がイグイグなんですね。

A. そうですね。でも、一般に音楽と言われる形態でアプローチを試みる場合(私ならヴァイオリンを、鈴木さんならエレクトロニクスを演奏)もあれば、そうでない場合もあります。例えば、黒髭危機一髪をやったり、卓球をやったり、手品をしたり、催眠術をしたり。。とまぁ、一見音楽とは関係なさそうなものの中から、音楽を考えるというプレゼンテーションも過去にはありました。[木下和重]

Q. え……(絶句)。卓球ですか??音楽とは何の関係があるんですか??

A. 音楽とは何かっていう音楽の根源を問い直す作業を、既存の音楽フォーマットではないものを用いてアプローチをする方法の一つです。楽しいですよ、卓球(笑)[木下和重]

Q. ていうか、卓球やりますよ~つってお客さんなんか来ないっしょ??

A. あたたたたた!痛いとこ突きますね。イグイグは、出し物の内容自体が重要な要素になってるので、事前にお知らせする事はできないんですよね。ネタバレ禁止!(中野浩一リスペクト)[木下和重]

Q. お前はケンシロウか!と、一応つっこませて頂きます。では、イグイグの告知は難しいですね。

A. そう!だから、何かしら事前にお客さんの理解のリードとなるようなものが必要なんじゃないかと思って、今回からテーマを設けることにしたんです。毎回異なるテーマに基づいて、イグイグるんです。それで、お!どんなことするんだろう?!って興味を持ってくれたら幸いです。[木下和重]

大掛かりなアニバーサリー的なイベントもいいでしょうが、こういった小さな試みの積み重ねが大切であって、この体験が音楽だけでなく、人生を楽しむ手掛かりにもなればと思っているんです。[木下和重]

  • Published: 11th 05, 2013
  • Category: Archive
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