17;30 開場
18;00 開演
司会;杉本拓
出演;秋山徹次、飯田克明、山形育弘
1500円 + ドリンク
私は音楽家ですが、言葉にとても興味があります。言葉についてのディスカッションのような事を前からやりたいと思ってました。言葉の不思議さや役割について、何か面白い考察が飛び出ないものか?という事で今回の討論会を企画しました。基本的にはシリアス路線です。しかし、まあ、面子が面子なので、堅苦しいものにはならないと断言できます。一種のパフォーマンスの様相を呈するのではないでしょうか。しかも、駄洒落、猥談、わけの分からない歌詞、ぼやき等の、普段あまりまじめに語られない領域に話題をしぼろうと思っているので、そうなる可能性はさらに高いでしょう。一歩間違えれば、かなり品のないところに行くかもしれませんが、あえてその危険を冒します。なので、下品なものに耐えられない人は来ない方が良いかもしれません(念のため)。昔から笑い–または猥談でも駄洒落でもよろしいが–を研究している人のギャグは面白くないと相場が決まってます。それは、彼らの“笑い”が研究対象であるからでしょう。対象物(オブジェ)なのです。我々は研究者でも教授でなく、単なるアパッチにすぎません。言葉は我々の生と共にあります。なので「“言葉”について語る」という試みもまた日常のパフォーマンスと変わらないものになりえると思うのです。
(杉本拓)
- Published: 3rd 09, 2011
- Category: Archive